南国少年パプワくんについて





「南国少年パプワくん」は、実質漫画家・柴田亜美のデビュー作品です。

それまで広告社でのイラストレーターとして活動していた柴田亜美ですが、友人の勧めで投稿したドラゴンクエストを題材とした4コマ漫画で人気を呼び、それが縁で漫画雑誌「少年ガンガン」の創刊に当たって漫画の掲載を依頼されて執筆したのがこの「南国少年パプワくん」です。

ちなみに、少年ガンガン編集部としては連載のつもりで依頼したにもかかわらず、柴田氏本人は読みきりと思い込んで第1話を執筆したというのは現在柴田氏本人が笑い話として語っています。

「南国少年パプワくん」は、「青い秘石」を盗み出し、それを追うガンマ団に追われる青年シンタローが、漂流してたどり着いたパプワ島が舞台となります。

パプワ島には、赤い一族の末裔であるパプワくんや、パプワくんを取り巻く若干現実離れした仲間たちとが登場するギャグが濃い目の作品です。

連載が進むにつれて「赤い秘石」や「青い秘石」に関する秘密が明かされていきますが、基本的にはパプワくんに虐げられるシンタローやその仲間が織り成すギャグ漫画と解釈できるかと思います。

柴田亜美氏の実質プロデビュー作でありながら、人気を博してアニメかもされており、テレビ朝日系列にて放送されました。

連載する「少年ガンガン」においても、掲載する作品のアニメ化第一号です。

誌上においては1991年の「少年ガンガン」創刊時から、95年6月号までの連載で完結していますが、続編として「PAPUWA」が後に連載されていました。

今なおアニメにもファン多く、たくさんの人に愛されている作品となっています。